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2019 / 02 / 24 23:21
オリジナルって
前回、「オリジナル」の強さについて記載しました。
今回は、「オリジナル」って何かということを記載します。
簡単に言えば、「オリジナル」とは、他社が持っていない独自のものです。
製造業であれば、「新製品」、「新製法」又は「斬新なデザイン」が、
IT業であれば、「新サービス」や「新システム」が、
一次産業であれば、「新農法」、「新漁法」又は「ITOと結びつけた新システム」が考えられます。
どのような業種であれ、「オリジナル」を持つことができるか思います。
次に、「オリジナル」をどのようにして活用すればよいのでしょうか。
ここで知的財産権を利用するという方法をご紹介します。
例えば、「製品」や「製法」、「システム」、「サービス」等であれば、特許権の取得が適していますし、「デザイン」であれば、意匠権の取得が適しています。
「特許権」及び「意匠権」は、非常に強い権利ですので、活用の仕方によっては強力な武器になります。
ただし、何でもかんでも「特許権」及び「意匠権」になるわけではありません。
特許庁での審査を経た上で、「特許権」及び「意匠権」が発生することになります。
とは言え、知的財産権を取得するためには、「オリジナル」を開示しなければなりません。
そこで、「オリジナル」を「ノウハウ」として秘匿しておくという考え方もあります。
この場合、知的財産権のような武器にはなりませんが、他社から攻撃を受けた際の盾にすることが可能です。
様々な場合を想定して、「オリジナル」を戦略的に活用することが重要です。
戦略を立てる場合の他、知的財産権の取得の仕方等、是非とも弁理士に相談して欲しいと思います。
親身になって相談にのってくれる弁理士が近くにいれば、心強いかと思います。